たけ千代のハゼ釣り忘備録 その2(デキハゼシーズン)
2019年 02月 08日
(デキハゼのシーズン)
江戸川放水路のボート桟橋は6月オープンがほとんどだと思います。
この時期に釣れるのは、今年生まれたハゼ『デキハゼ』です。
たけ千代もシーズンイン!
まだ小さいので、仕掛けもそれに合わせます。
たけ千代は、この時期は完全にタナゴの仕掛けと言っても良い道具立てです。
(竿)
100~120cmのタナゴ竿を使ってます。
カーボンと竹製の和竿を気分で使い分けており、当blogにも度々登場するバッキー氏に作って貰った和竿も、もちろん使わせて頂いてます。
市販品では、DAIWAから発売されている「ひなた」
「ひなた口巻」
TIMCOから発売されている「幸釣」シリーズ
手に入りやすく扱いやすいかと思います。
(道糸)
いまはほとんどナイロンを使ってます。
色々と試しましたが、なんとなくナイロンがシックリ来たような。
太さは1号、色は白が見やすくて愛用してます。
OWNERの「白の道糸」が今のお気に入りです。
ハリスを考えるともっと細くても良いんですが、前の年に生まれたヒネハゼが掛かることもあるのでこの太さに落ち着いてます。
太さを何種類も用意すると荷物になりますからね。
(浮子)
タナゴ用の親浮子にシモリ玉の完全タナゴ仕掛けです。
こちらもバッキー氏に作って貰ってます。
その場合は、上記の道糸ではありません。
親浮子もシモリ玉も釣り具量販店にタナゴ用として販売されているので、それらを使うことももちろんあります。
(バッキー仕掛けは基本的にはタナゴ釣りで使っているので)
(オモリ)
板オモリの0.7ミリを使ってます。
タナゴ浮子は繊細なオモリ調整が必要になるので、薄い方が調整しやすいです。
基本的には親浮子が水面から10cmくらい、ゆっくり(5秒くらい掛けて)沈むように調整しています。
自動ハリス止め。
そのままの名前で売ってるヤツです。
タナゴの仕掛けが置いてある場所に小さい物があるはずです。
スイベルになってるものでも、両方フックになってる物でも良いです。
ハリスの太さに合った大きさの物を用意して下さい。
(針)
色々な考え方があると思いますが、釣りにおいての一番の肝だと思ってます。
さて、針ですがハゼ釣りでは、袖針がポピュラーかと思います。
袖針は軸が長いのが特徴で、軸を摘まみやすいのでエサ付けや魚から針を外すのが容易です。
一口に袖針と言っても秋田袖、キス針など種類は様々です。
釣り針には一般的に『カエシ』が付いています。
このカエシですが、掛かった魚が外れにくくする物と思われ勝ちですが、本来の目的はエサが外れにくくする物だと本で読んだことがあります。
なるほど、掛かった魚は糸のテンションさえ掛かっていればそう外れるものではありません。
逆にカエシが有ってもテンションが抜ければ簡単に外れますし。
魚への貫通性だけを見ればカエシのない『スレ』、カエシの小さな『半スレ』、通常の針の順になります。
これはカエシの分、針先の断面積が大きくなるためです。
刺さりが良いと言うことは、逆に針を外すのも容易になります。
たけ千代は主にホタテエサを使います。
イソメと違い通し刺しではなく針先にエサを引っ掛ける訳ですから、エサを外れにくくするカエシは棄てがたい機能です。
ここに貫通性と針の外しやすさから来る手返しの良さを考慮して行き着いたのが半スレです。
ただ、残念なことに先述の袖針に半スレはありません。
また、デキハゼに使うような小型の物もあまり見かけません。
出来るだけ自分の理想に近い針を探して現在の主力になっているのがOWNERのKAPPA極specialの0~1号です。
色もインセクトカラーで目立ちにくくて良いと思います。
難点は軸が短いので摘まみ辛いのと、軸が細いため曲がりや折れが発生し易いことです。
これらを使って、触りや小さなアタリを拾い、移動を繰り返し、ときには1日300匹を釣ります。
この時期のメインフィールドは、ボート桟橋で入場料はどこも¥1000程です。
私は妙典(江戸川放水路)にあるマルヤさんにお世話になっています。
他のボート屋さんと違い引き船はやっていませんし、平日のボートはセルフです。
そうすることで釣りのポイントが守られたり、ポイント探しの勉強になったりすると私は考えるのでマルヤさんのスタイルには激しく同意しています。
社長、ママさん、姉さん、お兄ちゃん方は明るく親切で、雰囲気もアットホームなので私の大好きなボート屋さんです。
イソメエサ、飲み物も購入できますし、お昼は店屋物の出前もお願いできます。